OOAK3アカルナイ202412
OOAK #3
“アカルナイの人々”

2024年12月13-15日 於:THEATRE E9 KYOTO(京都府)

出演|太⽥宏(俳優)、太⽥真紀(声楽家)、葛⻄友⼦(打楽器奏者)、辻本佳(ダンサー)

スタッフ
原書|アリストパネース「アカルナイの人々」
訳書|「ギリシア喜劇全集 第1巻」(中務哲郎・久保田忠利編集/岩波書店)
翻訳|野津寛(研究者)
演出|あごうさとし
ドラマトゥルク|久保⽥忠利(研究者)
舞台監督|小林勇陽
照明|大川貴啓
制作|奥山愛菜
宣伝美術|廣畑潤也

主催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)/ OOAK
協力|伊左治直/青年団
助成|芸術文化振興基金助成事業

異分野の芸術家たちが
異言語に向き合うことから
平和を考える

古代ギリシア演劇には、古代ギリシア語に即した韻律が与えられています。対話、歌唱などそれぞれの韻律があり、発語のガイドになると同時に、行進や踊りのリズムも予めプログラムされています。21年からこの戯曲に向き合い、2度のワークインプログレス公演を経て、古代ギリシア語の音と韻律を足場に、俳優、声楽家、打楽器奏者のそれぞれの解釈と技術で、3種の日本語発語法が顕になりました。
異言語に向き合うことから平和を考える、というこの度の試みは、演劇と音楽のあわいに見出されたユニークな音楽劇としてお楽しみいただきたく思います。
あごうさとし

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一人で敵国スパルタと平和条約を結ぶ喜劇
「アカルナイの人々」は、アリストパネスによる古代ギリシア喜劇の作品であり、現存する最も古い喜劇作品。前 425年のレーナイア祭に上演。主人公ディカイオポリス (「正義の国家」の意) はペロポネソス戦争に幻滅を感じて過激な和平論者になり,スパルタと自分の一家とだけの単独講和を結び,村を敵に荒されて憤慨しているアカルナイ村の炭焼き老人たちを説得して和平論に転向させ,主戦論者ラーマコスの悲惨な結末をしりめにかけて,平和を喜び祝う。(ブリタニカ国際大百科事典・wikiを引用)

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OOAK(オーク)
俳優の太田宏(青年団)、声楽家の太田真紀、打楽器奏者の葛西友子、演出家のあごうさとしがメンバー。
それぞれの頭文字をとってグループ名とした。音楽と演劇の純粋言語を探る取り組み。