あごうさとし×中西義照 “建築/家”
作・出演:中西義照、中西千恵
演出:あごうさとし
■会場:THEATRE E9 KYOTO
■日時 2022年
7月29日(金)19:00
7月30日(土)15:00
7月31日(日)15:00
ゲストとあごうさとしによるアフタートーク
・7月29日(金)19:00
神野太志(グラフィックデザイナー/クリエイティブディレクター/メディアアーティスト)
・7月30日(土)15:00
木津潤平(建築家/舞台美術家/木津潤平建築設計事務所主宰/THEATRE E9 KYOTO意匠設計担当)
・7月31日(日)15:00
『建築/家』作・出演 中西義照(建築士)・中西千恵(住まい方アドバイザー)
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娘「この家、持って行きたい」
とある土地での家の妄想──
子育てが一段落した夫婦が二人で暮らす。
先ずは敷地の四隅に木を植えてみた。
普段の設計のルーチンとは明らかに異なる。
家のあり方は施主の価値観や人生のあり方にかかわる。
設計者が施主となる時、家のイメージから設計者像が垣間見えることになる。
夫婦の対話から自分の求めたいものに気付き、時には愕然とする。
個人性、社会性、施主の希望、設計者の野望等が渦巻き、
夫婦が相まみえながら良い間合いを見つけていく過程から、
よりよい居心地を求めていく。
中西義照・中西千恵
娘「この家、持って行きたい」──
中西ご夫妻のお嬢さんの言葉。この言葉は、そこで営まれた長い時間の暮らしの中で育まれている。
近い将来、お子さんが独立しその後、中西夫妻が新たに家を建てるとしたらどんな建築が描かれるのか。住宅という小さな建築空間は、日々の暮らしからひいては地球の環境にまで連関し、その射程は広く深い。
プロが自分達のためにつくる住宅、そのプロセスを共有したいと思う。この演劇をご覧頂いた人全てに持ち帰っていただけるものが、山のようにあると思う。
風に揺れる木々を眺めながら、本作の展開を夢想している。
あごうさとし
スタッフ
舞台監督|北方こだち
照明|渡辺佳奈
音響|森永恭代
美術|吾郷泰英
植栽協力|植威
制作|木元太郎
宣伝美術|黒木結
主催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
助成金|ARTS for the future! 2(申請中)