宮殿_裏
触覚の宮殿

2018年726日(木)~729日(日)

会場:studio seedbox

作・演出 : あごうさとし
出演:太田宏(青年団)、辻本佳、松本杏菜
ドラマトゥルク:仲正昌樹(金沢大学法学類教授)
音楽:木下伸司  演出システム:真下武久

東九条という地域で、seedboxというスタジオをつくり、今また、「 Theatre E9 Kyoto」という劇場を
たてようとしています。1年半ほど、この地域や地域の方との交わりを通じて、様々な現状や歴史に
ふれてきました。私は、一人の演劇作家として、演出家として、どのように向き合えるのか。
それを「作品」という形でどのように応えることができるのだろうかと、思い悩んでいます。
そこでふと、吾郷(あごう)の家のルーツを辿ることを思いつきました。調べると、
百済からきた渡来人であったようです。平安末期に、先祖が東九条あたりをうろうろしていたことが
わかって来ました。900年ほど前のお話しと、現在の私の経験や記憶を重ねながら、五感とくに
「触覚」という身体感覚をベースに告白という形で、儀式のような演劇をつくろうと考えています。


触覚の宮殿 予告動画
触覚の宮殿チラシ_後触覚の宮殿チラシ_前


■スタッフ
ドラマトゥルク:仲正昌樹(金沢大学法学類教授)|音楽:木下伸司|演出システム:真下武久|舞台監督:浜村修司|宣伝美術、メイク、衣装、小道具:吾郷泰英|制作:芥川実穂子
主催:あごうさとし事務所、一般社団法人アーツシード京都
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業